さえらの温泉ブログ
温泉地の印象など、言いたい放題コメントしています。
AAATEの思い出
もう半月も経ってしまったので、つい題名が「思い出」になってしまった。なんだか、何年も前のことのような気がする。

スペインのサンセバスチャンというフランス国境に近い街で、AAATEという国際会議に参加してきた。Assistive Technology関連の会議としては、北米のRESNA,日本のリハ工の、EU版という印象である。
昨年オーストリアのリンツで参加したICCHPが、もっと学会っぽい印象で、ま、EUのCSUNかなという雰囲気だったのに対し、AAATEはリハ工カンファレンスのEU版という感じで、リハ関係者の懇親会みたいな雰囲気もあった。

印象的だったのは、AT関係者の間から、Design for All とか、Inclusive Design という言葉が非常に多く聞かれることだ。日本のリハ工でもこうなってきているだろうか?AT関係者の間で、人間中心設計や、ISO13407や、それに関するたくさんのメソドロジーをきちっと理解して製品開発や改善に当たっているところって日本にいくつあるだろう?

日本国内ではAT関係者とUD担当者の間にはまだまだ溝があり、AT側が孤立しているケースも多い。UDの側はAT専門家の経験が必要なこともあり、それほど排除していないと思うのだが、ATの側は、目の前の重い人を救うことに熱心になるあまり、ニーズの軽い大多数に目を向けることに罪悪感を感じるのかもしれない。むしろ逆なのになあ。重い人のニーズを上手に主流製品に埋め込むことで、どっちも救えることもあるのに。

日本でAT専門家の育成をしている大学は多いし、UDを教えている大学も多いけど、この融合を模索しているところはあるんだろうか?
そんなことをつらつら考えてしまった。直前に翻訳して出した、NCDレポートの校正をしながら旅していたせいかも知れない。

EUのアクセシビリティMandateも今年中にはドラフトが出るらしい。米国508条の改定とあいまって、今後も目の離せない事態になりそうだ。

なお、サンセバスチャンは、美食で有名な町で、私も一回だけ三ツ星レストランヘ行って、幸せなひと時を過ごした。この詳細はナイショである(^^;)
[ TB*0 | CO*0 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK
TB*URL
Copyright © さえらの温泉ブログ. all rights reserved. ページの先頭へ